こんにちは!
健康堂高田馬場院です😌🤝
今回は【低温やけど】についてです📢
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ホットカーペットやカイロでも低温やけどを負うことがあります。
低温やけどは、40~50℃程度のものに長時間皮膚が触れることで生じるやけどです。心地よいと感じている温度でも発生してしまう可能性があるため注意が必要です。
また、50℃程度でも3分の圧迫によって低温やけどが生じる可能性があります。
低温やけどになりやすい方
・皮膚が脆弱な高齢者や皮膚が薄い小児
・寝返りができない乳児
・知覚や運動機能に障害がある方
・糖尿病や動脈硬化によって手足の血行障害がある方
・意識レベルや認知機能が低下している方
低温やけどの初期症状
低温やけどの症状は、赤みやひりひりとした痛みです。1日程度放置すると、水疱(みずぶくれ)が生じることもあります。受傷当初にやけどの深さを見極めるのは困難なため、
皮膚に赤みや違和感が生じた段階で、
なるべく早く医療機関を受診し、適切な治療を受けることが大切です。
低温やけどに対する正しい対処法・注意点
低温やけどの可能性がある場合、すぐに患部を流水で20分程度冷やします。熱が皮膚の深部に与えるダメージをなるべく早く抑えることが重要です。
冷やすことで痛みも緩和されます。
※保冷剤は冷たすぎるため、凍傷や水疱が破れるリスクを踏まえ、使用しないことが大切です。衣類が被っているところに低温やけどが起きた場合は、
無理に衣類を脱がずにそのまま流水で冷やしましょう。
無理に衣類を脱ぐと皮膚が引っ張られて剥がれる恐れがあります。
水疱がある場合は、なるべく手指で触れないようにして、破かないよう注意が必要です。
手指のやけどの場合、後から腫れてくることを想定し、
あらかじめ指輪は外しておく必要があります。腫れると指輪を外すときに患部に触れて、
痛みや炎症が増すことが懸念されます。
低温やけどの原因となりやすい状況
湯たんぽ
湯たんぽは種類を問わず、
低温やけどになるリスクがあります。
タオルで包んでいたとしても、
心地よいと感じる程度の温度で低温やけどになる可能性はある為
布団の中を暖めるために使用し、就寝時はとりだすと安心です。
使い方や注意事項については、各メーカーの取扱説明書も確認しましょう。
カイロ
貼るタイプのカイロと電気毛布を組み合わせると、貼ったところが熱くなりすぎるため注意が必要です。
ホットカーペット
ホットカーペットの上で寝ると、皮膚が触れているところに低温やけどが起きる恐れがあります。
低温やけどは、一般的なやけどよりも軽症なイメージを持つ方もいますが、
損傷が深く専門的治療が必要となる場合があります。
違いは、やけどを負うまでにかかる時間です。最近はかなり冷え込んできているので、使用回数は増えると思いますが、
気を付けながら活用しましょう